エアコンを家の外からスマホで操作する
家電を家の外や別の部屋からスマホで操作するようにしてみた記録です。
できるようになること
スマホで「1F暖房」ボタンを押下すると、1Fのエアコンを暖房モードでつけてくれます。
できあがり
構成
Firebase は無料プランを利用します。
Firebase は、保存可能なデータ量やダウンロード量などに制限がありますが、個人で Google Home と連携するという目的で使うのみであれば、無料枠で十分です。
詳しくは、Firebase 料金 を参照してください。
やることの流れ
- 電子回路作成 (*1)
- 赤外線信号の保存 (*1)
- アプリから呼び出し
- Firebase の設定 (*1)
- IFTTT の設定
- expresss アプリ作成 (*1)
- Firebase のデータ読み込み
- 赤外線送信
*1 以下の記事を参考にしてください。
IFTTT の設定
IFTTT のサービスの1つに Button widget というものがあります。
これを利用して、ボタンが押されたら Webhooks を使って Firebase に必要なデータを登録するようにします。
IFTTT の New Applet を開きます。
this
に Button widget サービスを設定します。
that
で Webhooks サービスを設定します。
ここで設定する値は、Google Home から音声でエアコンを制御する(Raspberry pi 3 と LIRC) - ぶるーすくりーん の that
の値と同じです。
名前を編集して完了します。
ここでつけた名前がボタン名になるのでわかりやすい名前にしておきます。
スマホにボタン配置
スマホに IFTTT をインストールして、ウィジェット追加を行うと、作成したボタンが選択できるようになります。
感想
Google Home からエアコン操作できたら便利だなーと Raspberry pi 買って電子工作とかしたのですが、なにげに音声で操作できるより、スマホから遠隔操作できる方が恩恵が大きかった感じがします。
平日はエアコンのタイマー機能でよいのですが、休日は適当に目が覚めたら起きてくるので、1F の部屋が寒くて寒くて。
これで 2F のベッドからスマホで 1F のエアコンをつけておく・・・なんてことが可能になりました。